■■■ワルナスビ除去に役立つ情報■■■
■ワルナスビについて 大阪市立自然史博物館 横川学芸員
長居植物園のワルナスビが黄色くなってえらく弱っていて、ハダニに吸汁されているようだった。葉裏をよく観察したらオレンジ色のダニが!ちゃんと同定していないけどナス科スペシャリストらしいミツユビナミハダニじゃないかな?と思う。https://t.co/JChwF1KhVh
— よこがわ (@yokogawa12) October 7, 2023
ちなみに、ミツユビナミハダニが本気で増殖するとこうなります。
— 八切ヤツメ(ダニ写真家) (@yatsume_project) June 30, 2020
肉眼で見てもオレンジ色に染まるので一発でわかる感じです。 pic.twitter.com/3mNUiAxNL7
ミツユビナミハダニの交尾の様子です。
— 八切ヤツメ(ダニ写真家) (@yatsume_project) June 1, 2020
撮影せずにはいられなかった。 pic.twitter.com/wze7F3ebmS
■ワルナスビについて 大阪市立自然史博物館 和田学芸員
「ワルナスビの根断片は,ごく小さくとも個体再生のポテン シャルをもち,バーミキュライトに埋設した場合は長さ 2~ 5 mm でも萌芽したという報告がある(Smith and Calvert 1980)」と書いてある。どおりで根絶できないわけだ〜。 https://t.co/r87s3GvLuD
— Takeshi WADA (@wadat1117) February 4, 2023
■ホネ砂場*1に生えるワルナスビの様子(和田学芸員のXよりワルナスビの部分のみ一部引用してあります)
2015年8月4日 猛暑の中、砂場での作業は、汗まみれ、砂まみれ。そしてワルナスビがいっぱい生えてて痛い。
2018年6月15日 砂の下に張り巡らされているワルナスビの根系を、できるだけ引っこ抜いた。これで生えなければいんだけど…。·
2020年5月14日 わずかに生えたワルナスビを除去。これを続ければ、根絶できる?
2020年6月15日 4月に可能な限りワルナスビの根茎を抜いた甲斐あって、ワルナスビは2ヶ所しか生えてない。これまたできるだけ深いところから根茎を除去。今年でワルナスビを根絶してやる。今回は、草が少なめな代わりに、なんかの樹木の芽が一杯出ていた。
2020年11月16日 ついでにワルナスビの根茎退治。1/3のエリアは壊滅させたと思う。砂場外部から入り込んでる太い根茎を発見。こいつが諸悪の根源か?
2021年5月23日 骨砂場からホネを回収するついでに、草抜き。例年ならワルナスビだらけの季節だけど、昨年頑張って抜いたので今年は4株だけ。それも実生。
2022年7月16日 ただワルナスビは生えていない。この2年根っこを退治した成果か。·
2022年11月30日 ワルナスビの根茎を引っこ抜く。この一年はおおむね全面が覆われていて、ワルナスビ生えてなかったから油断してたけど、根茎はしっかり全面に広がってる様子。砂場の40%ほどの浅い部分を退治して力尽きた。
2022年12月1日 昨日、ワルナスビの根茎退治をして、今日、両手の指が筋肉痛。根茎退治は、広げた指を砂の中に突っ込んで、当たった根っこをつかんで引っ張り出すという力業(砂が余りにかたい場所はシャベルで引っ繰り返すけど)。まるでアイアンクローの修行。これを続ければ、アイアンクローが完成するはず。
2023年4月2日 ワルナスビが見当たらないこと。1月に頑張った成果がここで現れてる感じ。
2023年8月1日 ワルナスビは生えてなかった!
2024年7月30日久しぶりのホネ砂場*2にはワルナスビが生えてない!
— Meonk! (@majeliskucing) August 13, 2024
長居公園の方で繁殖し続けているワルナスビの花は白色オンリー。Wikiでは「果実は球形で黄色く熟しプチトマトに似るが、全草がソラニンを含み有毒であるため食用にはできず、家畜が食べると場合によっては中毒死することがある。また、美味しそうに見える果実でもあるため、子供などがトマトなどと勘違いして口にしてしまう危険性も高い。厄介な雑草である。」*3とありますから、小さなお子さまやお散歩中のわんちゃんが誤って口にいれないように注意が必要ですね。