F##

だんごむち

Passer montanus スズメ

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Eurasian tree sparrow 雀 F##

sparrows 雀 F##

 

 

【おまけ】今年気になったこと(皆さまと共有しておきましょう)

駅の周りや公園のどこにでもいたスズメ達が、狩猟期間を除外しても人けのない河川でしか見られないようになってきています。その代わり、イソヒヨドリのメスの姿を駅周辺や住宅街でよく見かけるようになりました。イソヒヨドリのメスは高層階の建物や鉄骨造の駐車場などを好むようです。*1

イソヒヨドリのメスがいる半径1km圏内ではスズメがほぼいません。地域差があるとは思いますが、2022年以前は駅周辺や公園の中にあふれていたスズメが、2024年度はいても数羽程度です。イソヒヨドリのメスは冬場鳴かずにひっそりと単独で鉄骨造の建物や駐車場の隅などで寝ている個体多めです。2024年の春からは、この辺りを飛んでいたイワツバメ、コシアカツバメも見かけなくなりました。

虫の数はスズメ達の姿が消える1年くらい前から急激に減っているような気がします。特にトンボの数の減少が顕著です。さらに受粉を行う虫達がほぼいません。

今年はF##が果実系の植物の受粉をしているという異常事態、さらに、毎年ビオトープに入っていたトンボの幼虫も今年は確認出来ませんでした。

局所的にトンボが集中して飛んでいる人けのない河川などもありますが、全体的にここ最近トンボが市街地を飛んでいる姿を見かけません。この傾向はF##が見た感じでは大阪全域の都心部で特に強く出ているようです。

現在F##が考えているのは、温暖化*2や大気汚染の影響で?虫の数が減少し、それら虫達を捕食していたスズメやツバメが餌が捕れなくなり減っている(営巣場所などを移動した)のか、イソヒヨドリ都心部への進出でそれらの野鳥のヒナが採餌され数が減少している(この場合、虫の数の減少は別枠で捉えたほうがいい)のか、田畑の少ない農薬との因果関係のない都心で起きているこの現象が今年はとても気になるところではありました。*3

特に虫の数の減少が2025年度以降も顕著に見られる場合は、人間にも何らかの悪影響が遠くない未来に出る可能性は否めません。

イソヒヨドリの鳴き声等は下記の記事でご覧いただけます。

woodlice.hatenablog.com

 

【おまけ2】環境省: 身近に見られる生き物たちの減少傾向 2024年10月1日

里地や森林・草原ではスズメ・ヒバリ、内陸湿地や沿岸域ではシギ・チドリ類、小島嶼ではカモメ類など、身近に見られる生き物たちの減少傾向が見られました。*4