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☆だんごぷち☆

目次:特別展「ネコ」 おまけ・ミニコラム付:閲覧期限9/23迄

注:このページ内の画像の使用・転載は一切禁止します。(最終更新日9月15日)*1

Le musée d'histoire naturelle d'Osaka organise une exposition spéciale où vous pourrez comparer des spécimens empaillés et squelettiques de félins du monde entier. J'étais en train d'écrire un article sur l'exposition spéciale et avant même de m'en rendre compte, il s'était transformé en 8 chapitres, alors j'ai fait une table des matières. Tout est écrit en japonais. Passez une bonne journée!

 

 

特別展「ネコ」 にゃんと!クールなハンターたち

大阪市立自然史博物館

目次*2

1)ネコ展はじめに:閲覧期限7月13日迄

2023年3月北九州市いのちのたび博物館で開催された開館20周年記念 春の特別展「世界の野生ネコ科展」から2024年7月11日に至る特別展の裏舞台をサクッとまとめてあります。

 

2)Pampas cat(Leopardus colocola)コロコロ

大阪のネコ展で本邦初公開されたコロコロ。特別展に行く前にコロコロのちょっとした予習ができるページです。

 

3)特別展ネコの種数について おまけコラム付き

大阪のネコ展で展示されるネコ科の種数(野生ネコ科41種+イエネコ=ネコ科42種)について猫ちゅ先生からアドバイスを頂いてサクッとまとめました。

 

4)特別展ネコ 見どころポイント5つ! おまけコラム付き

特別展が3倍楽しくなるように動画の見どころ(ポイント)をサクッとまとめました。

 

5)ネコ展 夏休みの自由研究に挑戦にゃ?! おまけコラム付き

ネコ展で不明だった箇所を猫ちゅ先生にアドバイス頂きながら特別展が10倍楽しくなる方法をサクッとまとめました。

 

6)ネコ展プラス 第2臼歯と鼓室胞について おまけコラム付き

8月20日にネコ展担当鳥先生の日記が更新されてミラクルにゃんにゃんになれる内容が2点追加されました。解剖学の分野が少し入ってきますので、これはラクルマジックにゃんにゃんになりたい人向けのページです。

 

7)お天気にゃんにゃん情報過去まとめ1 ウソのようでホントのお話し?(9月2日追記)

お天気にゃんにゃん(7)は、あまりにもニュースが混乱していた為、少しだけ情報を小出しにさせていただいたものです。台風が大阪近辺に来て雨が降った翌日の朝、虫の声色が変わった事に気がつかれた方はいましたか?今回の台風の温泉巡りにも意味があったようですよ。

 

8)お天気にゃんにゃん情報過去まとめ2 F##のところに届く風のおたよりのお話し(9月2日追記)

最終章?です。

お天気にゃんにゃん(8)は(7)のつづきです。お天気にゃんにゃんが追加されたのは、2024年(令和6年)8月21日に発生した台風(アジア名は「Shanshan(サンサン)」)接近中に鳥先生が「ミラクルお天気判断」をされていましたが

みなさま「??」って感じでしたので、少し分かりやすく補足を加えたものです。

ネコ展行きたいけど・・・お天気ミラクル判断お願いします!って場合は?!鳥先生のX(旧Twitter)を見てるといいことあるかも?!にゃいかも??

 

この夏は、猫好きなみなさま!大阪市立自然史博物館の「特別展「ネコ」 にゃんと!クールなハンターたち」でにゃんにゃん大先生を目指して下さいね!

特別展ネコより F##

特別展ネコにちなんだ猫グッズは1Fのミュージアムショップ*32Fの特別展ネコ特設ショップ*4で購入できます。また下記でご紹介したリーフレットは1Fミュージアムショップ横に置いてありますので在庫切れの場合はスタッフに声をかけてみてくださいね。それでも手に入らない場合は下記のサイトからダウンロードできますよ。

It is said that there are only 100 Iriomote wild cat(西表山猫、Prionailurus bengalensis iriomotensis) in the world, living on a small island in Japan. Despite being a rare species, there are many traffic accidents. If you are interested, please check it out.*5

【英語版】Iriomote Wildlife Conservation Center


【日本語版】西表野生生物保護センター

 

おまけ1■猫ちゅ先生テレビに登場

猫ちゅ先生おススメのネコ科の見どころは?

※下線部:猫ちゅ先生からのアドバイス(テレビ番組内でのお話し)!

  • ネコについてしなやかで 美しく 力強い 3拍子揃っているところが魅力的!ということなので!ネコ科のネコ達を鑑賞する際は、この3つのポイントを押さえて見ると楽しそうですね!

  • ミヤキスについて猫も犬も含めて肉を食べるグループの一番の祖先がこのミヤキス!ここから走る為に特化した犬、森の中で生きていく為に特化した猫というグループにに分かれて行ったそうです。ネコ展の入口付近からとても専門的なお話がはじまるので考古学に興味がある方は二重に楽しめますね!*6

特別展ネコより F##
  • 今、地球上にいる食肉目野生ネコ科41種の展示スペースここは、バリエーションがすごい!例えばクマは大きく分けるとイヌの仲間、ハイエナは実は犬っぽい形をしているけどネコのグループにはいります。という事で、ネコ科動物をまとめて一望できる展示スペースが会場のどこかにあるので探してみてね!
  • 今回初公開の剥製についてこれがコロコロさんです!すごい貴重な猫で、今まで国内に剥製がないと思っていたところ、今回、国立科学博物館に行ったら「ちょうど寄贈されたから!」といって貸し出してもらえたそうです。経緯がスゴすぎますね!入口にいるモモンガをくわえたユキヒョウもさることながら、コロコロも寄贈だったのですね!

コロコロ 特別展ネコより F##
  • 亜熱帯の西表島に暮らすヤマネコについてイリオモテヤマネコはものすごく小さい島で何万年も生きてきています。小さいネコ科のネコはネズミを食べるし、大きなネコ科のネコはシマウマなんかも食べますが、西表島にネズミはあんまりいないんです。

おさんぽの達人 兵動大樹 さん「ネズミに変わるものってなんやろ?
猫ちゅ先生「亜熱帯で!雨が多い島で!水がいっぱいある!んですよ、西表島
おさんぽの達人 兵動大樹 さん「あ!カエルですか?!
猫ちゅ先生「そうです!カエル、ヘビ、鳥、虫、オオコウモリ何でも食べます!1年中いろんな動物がいるんです、この島!冬でも!」
おさんぽの達人 兵動大樹 さん「この中で言うたらもう帝王なんや!見つかったら最後やぞ!みたいな感覚のネコちゃんたちなんや!

特別展ネコより F##

そのスゴイ!をココで(会場内で探してみてね)みれるんですね!ココは下記で鳥先生も「必見!」といってた場所で、まさに猫ちゅ先生の研究のポイントがまとめられたココ以外の場所では絶対に観る事が出来ないフィールドワールド!*7

まさか!オオコウモリが天井にぶら下げてあるなんて・・・ぜんぜん気がつかなかった~!*8見逃しました・・・w 2回目ちゃんと写真撮影してこよ!まさか!上にある*9とは!いろいろビックリする~w ココは是非天井付近も注意が必要なスポットですね~!

 

おまけ2■猫ちゅ先生からのご挨拶:プレス内覧会(YouTube @USJhappyell より) 

 

おまけ3■鳥先生 8月1日(番組表では7月31日) 深夜1:30~2:00放送 ピーチケパーチケに出演 

鳥先生事 和田岳主任学芸員 大阪市立自然史博物館 動物研究室所属

ネコ耳似合っていますね!のご挨拶に、大阪ツッコミあるあるでかえす鳥先生。

では、鳥先生の

みどころポイント1:かかとみてね!

もう少し「かかと」の部分をアップすると?

トラの骨:後足かかと 特別展ネコより F##

かかとが上がっています!

要するに、早く走りたいやつ=早く走る事ができるネコ科の動物(トラ、チーターetc..)たちは、踵を上げて歩く=踵を上げたまま歩いたり走ったり普通に生活をする事ができるということですね。おうちでにゃんこ飼ってる方は家猫が歩いている時にかかとチェック!してみてね!

ちなみに鳥はみんな早く走るはしらないに関わらず「かかと」はあがったまま*10です。余談ですが、ニワトリの場合は第一趾(指)も歩く時はほぼあがったままです。みなさまがよくご存じの鳥でしたら、フィンチ系の文鳥?インコ?等があげられるでしょうか?それら小鳥の第一趾は歩く時は必ず床についたままで、床の上を前進する時は蹴り上げていませんか?野鳥であればカラスが文鳥と同じようなステップを踏むときがありますね。これは日常生活の大半の時間を木に止まったまま過ごしている鳥と常に地面などを突きながら移動(ニワトリは地面を突きながら嘴を研いでいます)*11して生活する鳥とでは指にかかる負担が異なるのでそうならざる得ないようです。

余裕のある方はネコ科とその他の生物の「かかと」の違いを是非観察してみてくださいね。

みどころポイント2:さこつみてね!

鳥先生「マニアックに言うと鎖骨がちゃんとついていない。小さい鎖骨がついていますが機能していませんので、前足の可動域は広いと思います。」

もう少し分かりやすい画像が8月7日に鳥先生のインスタでUPされたので下記写真もあわせてご覧下さいね!鳥先生もおっしゃっているように普通は骨格標本が展示されていても「さこつ」付の骨格標本はなかなかありません。が!今回はネコ科のご研究が専門の猫ちゅ先生が特別展を監修されているので骨格標本の中には細かい所にも配慮が行き届いているレアな骨格標本が混ざっているという!恐いですね~w 夏だけに冷えますね~w ココ!見逃さないようにしてくださいね~?ココはみなさま記念写真撮影スポットですよ~。(追記8月7日)

鳥先生 Instagram より

さらに分かりやすい例をあげると、下記写真の赤丸部分をご覧下さい。ココ鎖骨ポイントです。

特別展ネコより F##

要するに、ネコ科動物の鎖骨は人の鎖骨のように関節を持たず宙に浮いたような状態(肉の中にただ埋まってるかんじ?)になっているので、ネコ科動物は狭い隙間でも顔さえ通れば全身通り抜けられるって事にゃね!

また、博物館等では死んだ動物の死体処理をされていますが、この「さこつ」は他の骨と繋がっていないので、処理をする個体の身体が小さければちいさいほど、骨格標本をつくる際に見つけ出すのは至難の業だそうです。興味がある方は「なにわホネホネ団」で検索して骨格標本を作成しているサークル活動*12に積極的に参加してみましょう!

みどころポイント3:かみあわせみてね!*13

鳥先生「一番大きな特徴は肉食に特化しているという事で奥歯が尖っています。上の歯が下の歯と直接すれ違います。すれ違う事で噛み切れるんですね。噛み切る為の奥歯になってるというのが大きな特徴です。」

これはどういう事なのでしょうか?下記写真をご覧下さい。記写真と比べると口がきれいに閉まっていますね?かみ合わせはどうでしょうか?下の歯に覆いかぶさるように上の歯が「すれ違い」閉じた状態になっていますね?

ネコ科の頭骨いろいろ 特別展ネコより F##

人の歯の奥歯あたりは上の歯と下の歯がちょうどすれ違わずピッタリ重なるかんじ?で、人の前歯は上の歯と下の歯が「すれ違う」事で肉などをかみきっていますね?人間とネコ科動物の最大の違いは、肉を噛み切る場所が違うのと、ネコ科の動物は人の奥歯のようにモノをすり潰して小さくし消化を促すような仕組みがありません。家猫をよくみていると肉を噛み切った後丸呑みしていませんか?キャットフードもよく見ると奥歯で噛み切ってまるのみしていますね?

ネコ展ではこのように人とネコ科の歯のかみ合わせを比較したり、ネコ科の沢山の頭骨を比較する事で猫大先生がアドバイスしてくださっていた「牙が必ずある事」や鳥先生がアドバイスしてくださった「かみ合わせにすれ違いが見られる事」が一目瞭然で分かりやすく展示されています。見ごたえがありますので、是非!いろいろなネコ科の頭骨の「牙やかみあわせ」部分をしっかり特別展で復習してみましょうね!

鳥先生「これだけのネコの標本が並ぶ機会はもうたぶん二度とないと思います。なぜなら?日本で数少ないネコの学芸員さんが もう二度とやらない!!と言っていたので空前絶後*14この機会を逃さないようにしてほしい!!と思いますし、イリオモテヤマネコツシマヤマネコの展示も研究者自らが展示をやっているので他の人には真似出来ない内容になっています!ココも是非見てほしいです!」

みどころポイント4:毛皮は猫ちゅ先生お手製3種!触り比べる事ができますよ!

上記コーナを正面から見てみると?

こんなかんじで分かりやすくどのネコの毛皮なのか?の説明も書いてあるので会場に鳥先生がいなくても安心ですね!

ヤマネコの毛皮さわり比べコーナー 特別展ネコより F##

今回はじめて出てきた鳥先生おススメの見どころポイント「かかと」「さこつ」「かみあわせ」についてでした。

また毛皮は猫ちゅ先生ご専門のツシマヤマネコイリオモテヤマネコの毛皮です。野生ネコ科で超希少種と呼ばれるネコの毛皮はめったにさわれるようなものではありませんので、鳥先生もテレビの中で「日本に生息する野生のヤマネコについてのフィールド研究に基づいた生態を学んだり体験展示の出来るココは必見!!」です!と強くおススメされていましたよ!

また、大阪市立自然史博物館のYouTubeに8月15日に上記テレビで放映された部分映像(主に会場案内)が追加されましたので特別展の会場の様子をもっと見てみたい!な~って方は下記動画でご覧いただけます。(追記8月15日)*15

大阪の特別展が終わった後は、

こちらの博物館に行ってネコ展は完全終了のようです。さあ!夏休みの計画たてよ?!

 

おまけ4■ユキヒョウが口にくわえているのはムササビだそうです!※図録にこの剥製は掲載なし。ユキヒョウについては、p27とP48の2ページにきちんと説明がありますのでご安心ください!ユキヒョウとムササビ・・・色々ビックリするーw ま、ゆえば?夏の特別展なので肝が冷えるような剥製がたまにしこんであるという事なのでしょうかw 見所満載すぎ!ちょっとみなさま?何か気がついたらどんどん会場で質問してくださいねー!(8月1日追記)

ムササビは日本固有種なので、日本の野山に生息していない大型のネコ科の動物がムササビを口にくわえている時点で「個人の所有物だった剥製が寄贈」されて国立科学博物館*16から大阪のネコ展に貸し出されているようです?ね。

ムササビをくわえたユキヒョウ 特別展ネコより F##

【ミニコラム】憶測ですが、ペット好きな方はこういう剥製を作ってほしいとはお願いされないはず?なので、たぶん狩猟が好きだった方で?趣味的に応接間に飾られていた剥製が?所有者の死後?何年か経って?博物館へ寄贈された?かんじなのでしょう。ムササビは非狩猟鳥獣です。ゆえにユキヒョウもムササビも日本の動物園で死んだ個体?のようですね。という事を考えていくと、確かに図録目録の剥製取得日や寄贈者の名前等はプライバシーの関係上、表に出せない場合もある?でしょうから、慣行通り未記入ということになるのでしょう。剥製が寄贈された時点で、剥製があった家屋が売りに出されたはず?ですから、所有者の死後すぐの寄贈ではなく、家屋が売りに出されるまでの空白の期間も含めると?たしかに剥製が制作された年代も購入者もしくは発注者しか分かりませんから、そこは、どうしても?ミステリーゾーンになるのでしょうね。ユキヒョウもムササビもまだ若いですね。10歳未満?のようですよ。何故そう考えるのかなど書き出すと~だんだん長くにゃ~る~・・・のでこのあたりで。

 

おまけ5■NEWSいろいろ(特別展の剥製たちは、みんないいお顔でしたよ)

www3.nhk.or.jp

今回、大阪市立自然史博物館で展示されているコロコロ(猫ちゅ先生のご回答によれば1990年代、いわゆる35年くらい経過した剥製)も国立科学博物館からやってきました。上記ニュースで取り上げられている剥製は、100年前に飼育されていただろうニホンオオカミの剥製なのだそうです。剥製のいいところは、何年経っていても、例えボロボロになっていたとしても、そこに隠された価値がいつ明らかになるのか誰も予測できないところにあります。そういった点も含めて鑑賞されると、特別展の中にはコロコロも含めて、数点ビンテージものだと思われる剥製が何点かありましたので、見ごたえがあると思います。

 

おまけ6■お盆がちかくなってきました。

どうしても気になる方は、無理をなさらないでくださいね。

お盆の期間は毎年8月13日(迎え火=盆の入り)から8月16日(送り火=盆明け)迄ですね。私の場合はこの期間になると普段聞こえない声も聴けるようになりますので特別展の方にあえて足を再度運びますが、体調の悪い方はこの期間をさけ、お盆前後のどこかで特別展に行かれればそうそう心配するような事はおきませんのでだいじょうぶです。

もうほとんどの方はご存じないと思いますが、日本は昔から多くの神々の住む場所(土地柄)です。特には「人」以外の生物である場合が多く「ニワトリ」もその中に含まれます。よく神社で鶏が祀られていますが、鶏は犬や猫、インコなどと違って人の身体から出てくる不穏なものを食べて除去してくれる生物です。

鶏は人に慣れてくると、人のように横になって眠るようになります F##

しかし語部がいるわけでもなく、そういう書籍がでているわけでもなく、見えない物に関して根拠のないお話をするとそれは「デマ」とか「インチキ」の類に含まれてしまう為、見えない、感じる事が出来ない人が増えてしまった世の中では排除される傾向にあるのと、逆に「見える」と言いながら本を出している方々はほぼ作り話が中心になってしまっている為、もうどーにもならにゃーかんじですね。

鶏は人と同じ空間で過ごしていると、畳の上ではなく座布団の上で寛ぐようになります F##

ということで、ココだけのお話しですが、そういう声が本当に聞こえる(幻聴ではなくw)人もまだいるのかもしれないな~くらいに考えておいていただければと思います。日本には社寺仏閣が沢山ありますが、そういう類のお話があまり残っていないのにも歴史的な背景が関係しているので興味がある方はこちらもあわせて調べてみてくださいね。世の中にある不穏が増大しているのは生物を無慈悲に殺し過ぎているから。

他の生物もそうであるように、鶏は慣れてくると鳥語で人と話せるようになります F##

家畜?多すぎる殺生は必要ありませんね?約12500年前、古代の生物達は(今、家畜と呼ばれている動物の祖先を含め)人と共に生活空間を共有しながら仲良く暮らしていたと思われるイラスト(当時のらくがきのようなもの)が国外でも沢山見つかっています。

虫や魚も犬猫同様に言葉は持ちませんが、人のように気持ちがないと思いますか?答えはノーです。ま、お話しはどんどんながーくなっていくし、あやしくなっていきますので、このあたりで。

鶏は人のように座布団の上で寛ぎ、とてもきれい好きです F##

見えない物を多くの方々が見えるようになるためには科学がまず今よりももっと進歩する必要があり*17、300年(かそれ以上)?*18くらいすれば??今私がお話ししている事が世の中でも理解されるようになる?のかもしれません。

 

おまけ7■古墳と博物館の違い

ネコ達が閉じ込められていてかわいそう、というお声も1件ありましたね。1件あるということは、約100名以上のみなさまがそう感じていらっしゃるという事ですから、少しだけおまけを追加しておきますね。

人もそうですが?猫も犬も鳥も家畜も含めてすべての生物は、命が満たされている時には鳴きません。ただじっとしてリラックスしています。剥製もおなじです。静かにそこにいるだけ。そこには必ず「愛と平穏=安心感」が存在します。いえば、自然史系の博物館は剥製達にとってとても平和で安心できる場所なのです。日本のいまの平和が続きますように。F##

大阪市立自然史博物館では「なにわホネホネ団」というサークルがありますが、そこでは動物達の死後処理をされています。丁寧に死んだ後の動物をきれいにかわいくしていく作業です。これは想像以上に死んだ生物に対して「愛」がなければ、なかなか出来る作業ではありません。人は死んだ後みんなに愛されながらあの世へ旅立っていきますね?それと同じで、死後愛を込めて接してもらった生物(植物も)達は、古墳にみられるような「憎悪」はありません。また、普段その場所にいることもありません。仮にいるとするなら、別の何かです。今回はわたしが早めに特別展に行きましたので、そういうものは一切いなかったことをご連絡させていただきますね。どうぞご安心下さい。

 

堺の古墳群の中でいまだに気球があがらない*19のは、道路の真ん中に切れない木があるように、必ず何らかの理由があるものです。古墳から異様なくらいの蜃気楼が毎日出ているのが見える方はいらっしゃいますか?そういうものなのです。

 

おまけ8■手塚治虫氏は埴輪が会話するシーンを漫画の中で表現されています。何を伝えたかったのでしょうか。

 

おまけ9■水木しげる氏は戦争体験記を漫画で沢山残されています。その中に遠く離れた家族と意思疎通できるシーンがでてきます。なぜ意思疎通出来たのでしょうか?

 

おまけ10■ツシマヤマネコ米:今大阪市自然史博物館で販売されているお米は2023年度10月から販売されているお米の最終版ですので「自分用*20に「ツシマヤマネコの保護を応援」したい方用。

ツシマヤマネコ米を販売されているサイトでの通常販売価格は450g600円ですが、ネコ展では700円で販売されています。2023年10月に販売されていたお米の残り(新米は2024年10月頃から販売予定らしい)です。

・お米の品質:黄色い丸の中にあるお米を90点とした場合、赤は10点、青は30から40点+割れているお米(10点)も0.5パーセント程度混ざっています。また、米粒は全体的にすべてが小ぶり(60点)です。炊きあがりの風味はさっぱり。甘みはほぼなし。新米のようなもっちり感はないので、ご年配の方や小さいお子さまなら食べやすいでしょう。

ツシマヤマネコ米の作付けを行われている方へ(特別展ネコ図録P81でも紹介有)

有機肥料として馬糞や鶏糞(養鶏場の鶏の糞ではないもの)をふんだんに使われる事をおススメします*21。また秋に焼き畑*22をして春にレンゲが沢山咲く*23ような田んぼになれば、米の味にあたらしい甘みが追加されるでしょう。その際、土地神様、水神様、稲神様をちゃんと呼んで*24豊作と感謝の意を伝えて下さい。今回のお米にはこのどれもが入っていませんでした。がんばればのびしろが感じられるお米なので、今後の作付けに期待しています。

日本政府はこういった田んぼが日本全体に増えるように補助金を出すとか何か色々と対策をしてほしいところではありますね。農業だけではなかなか生計が成り立たない兼業農家が田舎ではとても多いのが現状で、私の友人もいつも嘆いています。日本の農家を守るための政策がもっと充実する事を願いつつ、生物達が安心して暮らしていけるような環境をこれ以上「土地開発事業」などで潰さないように、また昔からある「その土地に根付く伝統を守る」事が出来るよう役所をはじめ多くの方々が取り組んでくれればいいのにな~と願ってやみません。

 

おまけ11■ヤマネコの耳の上にある長い毛は何の役にたっているの?(8月11日追記)

鳥先生のインスタより

誰も答えられなかったようなので、こちらで回答しておきますね。

では、イメージをしてみましょう。綿菓子を作る時は割り箸としゃもじならどちらが砂糖の細い綿雲をからめとりやすいですか?ラジオのアンテナはなぜ棒状なのでしょうか?血液は肉眼で見ると赤い液体に見えますが、電子顕微鏡などで覗くと白血球や赤血球などに分かれていますね?空気は目に見えませんが、いろいろな分子の集合体ですね?液体(血液、水など)、気体(風、空気など)、音、光、生物、世の中に存在するモノの大まかな仕組みは大きな枠組で考えるとほぼすべて同じ仕組みを基礎として成り立っています。

この場合、これらの小さな何かの集合体をからめとりたい場合、ハスの葉のように大きな面積を持つ羽と細長い小さな羽でしたらどちらが「からめとりやすい=集約させやすい」でしょうか?

ここで、パラボラアンテナをイメージしてみましょう。パラボラアンテナは、電波を大きなまるい反射面で反射させて、結局、アンテナ中央部(焦点)に設けられた細長い棒状のものに集める働きをしていますね?=電波をからめとる為に必要なものはパラボラアンテナ中央にある細くて長い棒状のものです=綿菓子なら割り箸=ラジオのアンテナも棒状ですね?世の中にあるモノのすべては(音に置き換えてもいいです)が集約する時、そこに長さが表れます。竜巻、雷、生物、すべての出発点が0ならそこから縦に必ず伸びたモノには幅が細ければほそいほど、その周りに集約する力は強さを持つ傾向が見られます。例えば、竜巻もだんだん大きくなっている時点では風のスピードもモノを破壊する力も最強です。しかし大きくなりすぎると力は弱くなりますね?雷も生物もそうです。恐竜がなぜ滅んでしまったのか。その後進化をとげながら、生きていく為の力をどこに集約させ続けているのか?細長いモノにはいろいろな意味で様々な物を集約させる力があるようですね?

以上より、ヤマネコの耳は、パラボラアンテナとは逆に穴があいていますから、反射させるのではなく耳の上にある細長い毛でからみとった音や風の動きをそのまま耳の中へ送り込む(集約させる)事が出来ているはずですね?これをF##仮説といいます。みなさま、今、耳の上あたりに爪楊枝をたててみてください。あれ?不思議、風の音が耳の中に響いてきませんか?この仕組みを利用してヤマネコは小さな物音も普通のネコより耳の中へ集音出来ているのではないか?と私は考えています。興味のある方は、「リンクスティップ、ヤマネコ」などで検索してみてくださいね。実証論文はフクロウ多めでヤマネコは今のところありません。鳥先生はフクロウの論文すら読んでいなかった?という事がココで分かりましたね。ここだけの話、降格させてもいいですね。鳥先生をやめて「鳥ぴ」にしてもよさげ=様子見

まだあるんにゃけど・・、ま、とりあえず1個だけ仮説のおみやおいておきますね。面白かったかにゃ?よい夏をすごしてにゃ!

 

 

ではみなさま、よい1日をお過ごしくださいね。

*1:Instagram https://www.instagram.com/ のタグ埋め込みに関しては読み込みを行うに際しかなり時間がかかる為、IDと全体の投稿が分かるような画像添付に変更してあります。またXも同様にアクセス数が多いアカウントに関しては同様の現象が見られる為、同じように画像添付にて参考文献明記とさせて頂きました。

*2:

■登場人物

猫大先生:伊澤 雅子先生は、日本の哺乳類学者(理学博士)です。北九州市立自然史博物館を経て、1991年より琉球大学理学部海洋自然学科助教授、2006年4月より琉球大学理学部海洋自然科学科進化・生態学講座教授、2020年より北九州市立自然史・歴史博物館,の館長に就任されています。ご研究は、ネコ科の環境利用と社会構造に関する研究、琉球列島に生息する哺乳類の生態に関する研究、希少種の保全に関する基礎研究を行われているそうです。ウィキペディア/Wikipediaより

猫中(猫ちゅ)先生:野生ネコ科のご研究が専門の中西 希学芸員 https://jglobal.jst.go.jp/detail/?JGLOBAL_ID=200901088559143521&t=1

鳥先生:野鳥のご研究が専門の和田 岳学芸員 https://nrid.nii.ac.jp/nrid/1000060270724/

*3:運営:認定NPO法人 大阪自然史センター はくラボ Tel:06-6697-8221

*4:販売:(株)アートセンターサービス Tel:080-8536-3527

*5:Iriomote cat https://en.wikipedia.org/wiki/Iriomote_cat

*6:特別展ネコ図録:ネコ科の起源と進化ではP10から7ページにわたって詳細が年代を追って分かりやすく記載してありますよ。フルカラーなのでとっても見やすいです。

*7:ココは猫ちゅ先生の秘密の花園です。特別展ネコの図録に載っていないモノがたーくさん展示してあります。たーくさん!めちゃたくさん!ココで?!撮影すべきものは?!猫ちゅ先生の!ソレ!あれ!コレ!図録に載っていませんので、遠方から来られる方はココは絶対に見逃してはいけない重要ポイントですよ~!わたしは~、猫ちゅ先生のコレあれソレで自分用のミニ辞典を趣味で作る予定です。さて? もう少し何故ココがそんなに重要なのか知りたいですか?理由は1つ。図書館や書店をどれだけ探しても、ココの展示会場で見られる猫ちゅ先生が使っている「使いやすいフィールド機材が掲載された雑誌や本は出版されていません」何気にココ通りすぎると超もったいない場所です。お見逃しなくっ!1回目は図録に詳細がのせてあれば写真撮影いらないな~と思って通り過ぎた場所。しかし・・・のってないや?w という事で、2回目はピントがずれてる剥製や見逃した天井にぶら下げてある?剥製や猫ちゅ先生の秘密兵器をガッチリ撮影する予定です。野生ネコなどの観察が好きな方は今回は遠方からいらしてもココだけでももとがとれてしまうと思いますのでネコ展はいろいろな意味で個人的におススメです。

*8:

Nozomi Nakanishi @NozomiIriomoteより

8月25日追記:関西テレビ兵動のおっさんぽ 8月4日(日)午前6:30~7:00放送」で猫ちゅ先生がお話しされていた「オオコウモリ」と

兵動のおっさんぽ 8月4日(日)午前6:30~7:00放送 カンテレより

図録目録P128記載の「ヤエヤマオオコウモリ」は?!上記Xで猫ちゅ先生が投稿されたヤエヤマオオコウモリと同じ名前で確定です!
本日25日の朝ご質問させていただきましたら、西表島にご出張中で・・・朝からすごく忙しいにも関わらず・・・すぐにお返事いただきまして・・・非常に申し訳ないかんじなのと・・・猫ちゅ先生には感謝の意しかございません。よ~。にゃ~。感謝!

*9:

Nozomi Nakanishi @NozomiIriomoteより

8月25日追記:ラベルは標本の下の展示台上!写真を探していたら「あった!!」w

ヤエヤマオオコウモリ ラベルがある場所 特別展ネコより F##

このラベルは完全に見のがしてる~w 写真はこのように真実を語りますwww 3回目、ちゃんと撮影してこよっ!ちなみにヤエヤマオオコウモリは上記写真赤丸の赤線の上にいますよ。F##の悪い癖なんですけど、考え事をしていると「読んでいたはず」なところが抜けてる~とか「呼ばれている」はずなのに聞こえてな~いとか・・・。危ないですね!事故の多い夏!一緒にいろいろ気をつけましょう~!オオコウモリみなさまも見つけて楽しんでくださいね~!

ヤエヤマオオコウモリ 特別展ネコより F##

あっちむいたり、こっちむいたり、オオコウモリ実物の方がとてもかわいいお顔でしたよ~。ちなみに大阪府で夕方に出没している小さなコウモリは、ほぼアブラコウモリで間違いないようです。

ココは図録(目録には記載有)にも載っていないので撮影スポットです!九州や西表島に行かなくても関西でこんなかわいい大きなコウモリを拝観できるなんて~!日本はスゴイ!日本の今のこの平和が長く続きますように・・・。

*10:鳥類の体の構造 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E9%A1%9E%E3%81%AE%E4%BD%93%E3%81%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0

*11:嘴を地面を叩きながら削る鳥は、身近な鳥でいえばカラス、スズメなど嘴が尖った鳥に多いようです。逆に上と下の嘴をこすり合わせながら嘴を研ぐ鳥はインコやオウムなど嘴が曲がった鳥に多い傾向があります。

*12:なにわホネホネ団入団案内 https://www.omnh.jp/wada/honehone/index.html#Anchor279655

*13:特別展ネコ図録:P24にはさらに詳しい説明がのっています。図録の写真の方がとてもきれいで見やすいですよ。

*14:

Nozomi Nakanishi: 猫ちゅ先生のX(旧Twitter)です。

Takeshi WADA: 鳥先生のX(旧Twitter)です。


*15:

YANMAR MARCHE NAGAI ふんわりにゃんこロール F##

動画後半で案内が流れましたので「ふんわりにゃんこロール」について少しおまけいれておきますね。この猫ケーキは14時にならないと(猫ケーキの看板もメニューも店舗の外に出ていないので分かりにくいです)味見できません。ネコのお顔は毎回変わるようですよ。ネコ展コラボメニューなので9月23日で販売終了のようです。店内には飲み放題のドリンクバーがあるので、小さいお子さまとファミリー層多めのお店です。値段+味の評価は★10なら「4」=デザイン料かな~という感じ?強めでした。500円でコレだとかわいいしお得!ランチの後に是非!って感じですけど、1000円でコレだと?ふ~ん・・・なるほど~?みたいな、かんじ?かな~。ネコ展の思い出にはちょうどいいかも?お友達とか。恋人とか。家族とかで「ネコ!」みたいな?

場所:大阪市東住吉区長居公園410-5 Tel: 06-4703-5516

 

★にゃにが「ふ~ん」にゃ?(8月16日追記)

遠方からお越しの方の為にもう少し情報をおいておきまちょ。猫ケーキ販売店のすぐお隣の桜珈琲では1000円出すと?スペシャルモーニング、いわゆる、コレが出てきます。

アイスコーヒーはすごく美味しい!これは自宅では味わえないあじわい。夏はブラックでこのまま飲める美味しさです。サラダ、ヨーグルト、サンドイッチはビジネスホテルの朝食やランチよりランク高め。ヒルトンよりは低め。パンは焼きたてなので普通のパン屋さんで売られているパンと同レベル=★10なら「8」=値段相応+アイスコーヒーが美味しかったのでちょこっとプラス?なかんじ?かな。ご参考くださいね~。

www.sakura-coffee.jp

 

★にゃにが「なるほど」にゃ?(8月16日追記)

クッキー:湿気なし。甘さはほどいいけど、サクサク感なし。ネットリ感もなし。バター風味なし。一番重要な、しっけてない=つくりおきしてなかった?はOK

クリーム:甘さ控えめ、堂島ロールより食べやすく、バター感なしでさっぱり風味。古くはない=酸化していない。クリア~。

ロール:甘さ控えめ、パサパサ感なし、ほどよい作り立て感あって、OK

※洋菓子で、デザイン重視の、まあ、ユニバもそうですが、そういうお菓子で一番怖いのは?「クッキーしっけてる事件」「クリーム100円~300円ケーキと同じ風味事件」「ロール作り置きしてるからパサパサして え?!な事件」は発生していないようであります。以上、あじみコラムでした~。

*16:国立科学博物館 https://www.kahaku.go.jp/

*17:天才物理学者が解明した『衝撃の理由』https://www.youtube.com/watch?v=WQhecQJyECk

*18:科学者の方へおまけです。まだ世界でも解明されていない領域です。植物は土の中の菌を通して遠くにいる子孫になる植物たちと会話のようなものをしているという事が証明されて、論文ももうでていますね。では、そういう菌の類は土の中だけにいると思いますか?空気中にも沢山無数にいるはずですね?これは脳科学とは別分野です。いわゆる医学では解明できない領域になります。そこを解明できるどなたかがいらっしゃれば少しだけ世界の科学が前に進めるのかもしれませんね。

鶏は猫や犬・インコ等と同様に家族と認識した人が自宅から1㎞圏内に帰ってくると、どれだけ外が騒がしくてもすぐに気がつき玄関まで人のお迎えに行けるようになります F##

ヒント1:ニワトリは人の体内から生成される何かと同じものをPCからも感じ取り食べようとする傾向があります。ヒント2:ツバメ達は遠くにいてもどこにねぐらの集合体があって、どうやってそこまでいくかを何を通して感じていると思いますか?ヒント3: 地球の裏側で発生した台風の香りや方向が分かる方がいます。すべて正常な身体機能を持ち合わせている場合、どのようにして台風を認識しているのでしょうか?etc..ただ、これは1万分の1の扉の1枚にしかすぎない扉の鍵である事もご了承下さいね。人類が初めて月に着陸した時と同じレベルなのかもしれません。ただし、答えは必ず有限です。

*19:おおさか堺バルーン https://osaka-balloon.com/

*20:とぎ汁がうっすらと黄ばんでいます。黄砂のような細かい砂のようなものが混ざっていました。また、米を保管している部屋に問題がある?のではと思われる通常壁紙を付着する際に使用されているのり(薬品)や飾り(柱)をとりつける時に使用される接着剤(薬品)の香りがします。またペット臭や煙草のヤニの匂いはしない為、農家にある物置ではなく?新築もしくは改修工事が行われた戸建て住宅のクローゼットの中か?空気の流通量が少ない場所に保管されている?ようです。匂いはごまかせるようなものではありませんので、ちょっとこれは痛かったですね。ただ、私の場合通常の方より鼻がよくきくので、それもあったのかもしれませんが・・・、こんなに嫌な臭いのするお米ははじめてでした。炊きあがりもやはり嫌な匂いが付着したままだったので、何とも言えない残念感が残る感じです。ただ、鼻がそんなによくない方は大丈夫だと思います。=ツシマヤマネコ応援米としての購入でしたらいいのかもしれませんね。食品に関しては不味いものを美味しいなどと絶対に個人的に書けませんので、辛口コメントかもしれませんがご了承下さい。販売されている方は、米の保管場所をきちんと考えたほうがよさそうです。もしくは今大阪で販売されているお米を試食されたほうがいいでしょう。試食されても分からないレベルなのなら、作物を作るという事業には関わらない方がいいでしょう。こんなレベルのお米しか作れないのなら、農業という職業に向いていないのだと思います。農業を馬鹿にしてはいけません。ただ土に水をはって稲を植えればいいというものではないのです。

*21:有機肥料の利点は、ミミズなどの土の中の生物が増える事で土地を寝かせている間も土がガチガチになることはなく、柔らかな小さな草が沢山生い茂るようになるのが特徴です。ミミズやモグラなどが少ない土地はガチガチになりやすく、固く背の高い土の栄養分を吸い上げてしまうような悪的植物が自生しやすくなり、そのまま放置すれば作付けなど出来ない肥沃な土地になってしまいます。柔らかい草は土表面の温度を下げ湿度を保つのに適しています。小さな子供が田んぼの中を裸足で歩いて気持ちいい草が沢山生い茂る状態が理想です。

*22:刈り入れが終わった後に余った干し草を土地の上に置き焼き炭を土の中へ浸透させる事で、カビの繁殖を適度に抑え、土の中の生物や野生生物の健康をいい方向へ保ち人間への害悪を防いでくれます。

*23:虫の沢山集まる場所では、稲の実りも最高です。レンゲは漢方薬としての効能もある為、それらの成分が土地に浸み込み、水を入れ稲を植える時期になると春に咲いたレンゲの成分が稲へ吸収され米も小粒なりにもふくよかな粒に成長し、甘みが増します。

*24:よまいごととは思わずに、その土地や生物に感謝をするという事はとても大切な事なのです。大切に育てられた元気な稲は台風でなぎ倒されても1週間後自力で立ち上がり元の状態に戻ります。しかし最近近畿圏でなぎ倒された稲穂を見ていても1週間で元の姿に自力で戻れる稲穂はあまり見かけません。植物は生きています。植物も言葉は持ちませんが意思疎通は出来るのですよ。キノコやサボテンの声に似ていますが、それよりも小さな声です。水木しげるが遠く離れた家族と意思疎通できたように。